職場で履いているサンダルが臭くなってしまった経験ありませんか?
わたしはある日の朝、靴から履き替えるときにふとサンダルのニオイが気になりました。
一日中ニオイを気にしながら仕事をしていたせいで、ミスを連発してしまい修正が終わるまで家に帰れなくなってしまった経験があります。
その時にサンダルについた臭いニオイを消そうと色々なことを試しました。
そのおかげで今ではニオイを気にする必要がなくなり、仕事の成績もメキメキ上がりました。
今回はその時の経験を活かしてサンダルが臭くなってしまった時にはどのように対策すれば良いのか?またサンダルが臭くならない様にするためにはどうすれば良いのか?についてお話ししていきます。
目次
そもそも足やサンダルが臭くなるのはなぜ?
足やサンダルが臭くなる原因は、繁殖しすぎてしまった皮膚常在菌がが、汗に含まれる皮脂やタンパク質を餌にし、分解することで生じるニオイです。
私たち人間の体内外には様々な細菌がいます。
TV CMや健康番組などで『腸内細菌』や『善玉菌』『悪玉菌』などの言葉を耳にしたことはありませんか?
体内にも細菌がいる様に、私たちの皮膚にも常に細菌がいます。
普段は私たちが健康に暮らすために必要な細菌でも、繁殖しすぎてしまえば、悪臭を発生させる原因になってしまうのです。
皮膚常在菌の繁殖条件は?
常在菌が増えすぎてしまう条件として以下の3つが挙げられます。
・温度が高い
・湿度が高い
・人間の汗が豊富にある
では臭くなってしまったサンダルはどうすればニオイが改善されるのでしょうか?
サンダルへのニオイ対策
職場内で履いているうちに臭くなってしまったサンダル、あなたはどうしていますか?
臭いまま履き続けていますか?それとも新しく買い替えていますか?
サンダルが臭くなるたびに買い替えていては出費も大きくなるますし、
『周りに臭いと思われていないかな?』と不安を感じたまま仕事をしていると、
ストレス臭が出てしまう為、余計に臭くなってしまいます。
一度『臭い人』というレッテルを貼られてしまえば、覆すのは大変です。
そうならない為に、ニオイに気づいたらすぐに対策しましょう。
ニオイを消すための方法をまとめましたので、是非実践してください。
平日に行う対策
1.重曹を入れる
重曹を入れることで高い消臭効果が期待できます。
掃除の時に使うことも多いので重曹があるご家庭も多いのではないでしょうか?
やり方は簡単です。使わなくなった靴下やストッキングの中に重曹を入れて履き口を縛ればOK。
重曹の消臭袋の完成です。
重曹であれば1〜2ヶ月の間は効果が変わらずに繰り返し使える為、会社から帰る時にサンダルの底に袋を置くだけでサンダルのニオイを消し去ることができます。
2.コーヒーかすを入れる
コーヒーかすをサンダルの底に置くことでも消臭効果が得られます。
普段なら飲み終えたら捨てるだけのコーヒかすですが、乾燥させて水気を切ってから靴下やストッキングにいれてこぼれないようにするだけで消臭剤の完成です。
重曹と使い方は一緒ですがデメリットとしてこちらは二週間程度しか効果が持続しません。
しかし、職場にインスタントコーヒーがあるところも多いでしょうし、重曹よりも手に入りやすいというメリットもあります。
3.靴用の消臭スプレーを使う
靴用の消臭スプレーをサンダルの底に吹きかけましょう。
消臭スプレーには二つの種類があり、
・除菌…すでについた菌を除去する。
・抗菌…これから付く菌をつきにくくする。
があります。すでに臭くなってしまったサンダルには除菌タイプのものを選びましょう。
消臭スプレーを買いに行く時間もないし、コーヒーカスを集めるのも恥ずかしい!
ストッキングや靴下を持ってくるのも面倒。重曹も家にはありません。
もっと良い方法無い?
そんなあなたにおすすめの方法があります。
4.サンダルの底に10円玉を入れる
就業時にサンダルの底に10円玉を5枚から6枚入れましょう。
10円玉の材料である銅には銅イオン
を発生し、ウイルスや細菌を
殺菌する働きがあります。
10円玉を入れるだけでサンダルの嫌なニオイが消えるなら
最高ですよね。
財布を開いて10円玉があるか確認して、あればそれで良いですし、なくても自販機や
コンビニでコーヒーを買って小銭を作るだけで手に入ります。
たったそれだけで、職場内でサンダルの臭いに悩まされなくなります。
以上が平日にできる対策です。
全部をやる必要はなく、どれか一つで構いません。
大事なことは一回やっただけで満足せずに続けることです。
「毎日は無理」という方でも週に1回でも効果があるのでまずは続けることから始めましょう!
休日に行う対策
天日干しにする
休みの日にサンダルを持ち帰って天日干しにしましょう。
日光に当てて干すことで、湿気をとり殺菌することができます。
一日天日干しするだけでかなりの効果があります。
休日にサンダルを持ち帰るのは初めは面倒に感じると思いますが、習慣にする事で苦にならなくなります。
それに、休日に靴箱に置きっぱなしにしてしまうと他の方のサンダルのニオイがうつってしまいせっかくニオイ対策したサンダルも休みの間に臭くなってしまいます。
そうならない為にも休日はサンダルを持ち帰って天日干ししましょう。
ニオイがつかないようにするためには
サンダルについた臭いが対策できたら次はニオイを付けないようにしていきましょう。
せっかくサンダルの臭いが無くなっても自分の足が臭ければ職場内での自分の足下は臭いままです。
また、足が臭いままだとせっかく対策したサンダルもすぐに臭くなってしまいます。
根本から対策を行い、更にニオイを消していきましょう。
1.カカトから指の隙間までしっかり洗う
毎晩のシャワーの時に足をしっかり洗いましょう。
当たり前のことの様に思うかもしれませんが、カカトから指の間までしっかり洗えている人は意外と少ないです。
私も以前毎日の仕事で足が臭いな。と思った時にしっかりと足を洗うようにしたら臭くなくなりました。
その時にこれまでの洗い方を思い返すと「意識してしっかり洗う前は大分雑に洗っていたな。」と感じました。
みなさんも足を洗う時にカカトから指の隙間まで、しっかり洗うことを意識して洗ってみてください。
2.デオドラントクリームを使う
出かける前やお風呂上がりにデオドラントクリームを足に塗りましょう。
クリームを塗ることで発汗が抑えられる為、菌の繁殖が抑えられて足が臭くなくなります。
抜群の効果がありますが、注意点として「乾いた清潔な足」に塗ることが前提ですので、前項の「足をしっかり洗う」と合わせて行なってください。
3.靴下をキレイな状態に保つ
靴下を常にキレイな状態にしましょう。
しっかり洗ったものを履くのは当然ですが、夏場などで出社時に汗をかいたと感じたら、サンダルを履く前に靴下を交換しましょう。
ここまでするのはかなり面倒ですが、今までの対策とあわせてこれを行えば足からの嫌なニオイは完全に対策できます!
全部実践するのはかなり大変なので、まずはシャワーの時に足をしっかり洗うことから始めましょう。
ほんの少しの意識の変化だけで改善されますので、今晩のシャワーから始めてみましょう。
それだけでもかなりの効果があるはずです。
まとめ
今回は職場内で履いているサンダルはなぜ臭くなるのか?
いかがだったでしょうか?
また、臭くなってしまったらどうするか?
についてお話ししました。
記事のまとめとして
1.平日と休日それぞれの対策があり継続して行うこと。
2.ニオイがつかないために自分の足下も清潔に
保つこと。
以上の2点についてお話ししました。
サンダルのニオイや足のニオイにしっかりと対策をして、集中して仕事が出来るようにしましょう。
【監修者プロフィール】
第97回薬剤師国家試験に合格後、薬剤師としてドラッグストア併設の薬局で薬剤師・管理薬剤師を経験しました。
現在は化学系専門商社にて医療法務の業務(薬機法・景品表示法、医療法等)や化学物質管理業務に携わっています。
薬剤師の業務はもちろん、医療・健康分野にも豊富な知識を有しています。
僕は、中年になって自分から発するニオイに気づかず、仕事やプライベートでの失敗を数多くしました。
当時は、ネットも今ほど充実しておらず、「ニオイで病院に行く」という発想もありませんでした。
人間は誰しもが老い、そして加齢臭は避けては通れない道なのです。
僕と同じように加齢臭が気になった人たちへ、良い情報提供をしようと特に加齢臭・口臭等のニオイに特化したサイトを立ち上げました。
ライターは看護師、薬剤師、歯科衛生士、医学部学生等医療関係者等による記事です。
全ての記事が医療法務の専門家による厳しいチェックを受けております。
僕は、中年になって自分から発するニオイに気づかず、仕事やプライベートでの失敗を数多くしました。
当時は、ネットも今ほど充実しておらず、「ニオイで病院に行く」という発想もありませんでした。
人間は誰しもが老い、そして加齢臭は避けては通れない道なのです。
僕と同じように加齢臭が気になった人たちへ、良い情報提供をしようと特に加齢臭・口臭等のニオイに特化したサイトを立ち上げました。
ライターは看護師、薬剤師、歯科衛生士、医学部学生等医療関係者等による記事です。
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