あなたの口臭大丈夫?口臭の種類とクサいと思われないための対策

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サイト運営者:太田 雄久

僕は、中年になって自分から発するニオイに気づかず、仕事やプライベートでの失敗を数多くしました。
当時は、ネットも今ほど充実しておらず、「ニオイで病院に行く」という発想もありませんでした。
人間は誰しもが老い、そして加齢臭は避けては通れない道なのです。
僕と同じように加齢臭が気になった人たちへ、良い情報提供をしようと特に加齢臭・口臭等のニオイに特化したサイトを立ち上げました。

ライターは看護師、薬剤師歯科衛生士医学部学生等医療関係者等による記事です。
全ての記事が医療法務の専門家による厳しいチェックを受けております。

みなさん自分の口臭について気になった事はありますか?

また身近な人、家族や友達、会社の人など他人の口臭がクサいと感じた経験はありますか?

私もそんな経験があるうちの1人です。家族の口臭や職場の人の口臭が気になってから、自分も周りからそう思われているのではないかと不安になり始めました。

「今、嫌な顔してたかもしれない。もしかして口ニオうのかな・・・」

「年齢のせい?朝起きたばかりの口のニオイが気になる・・・」

「なんでいつもあの人は、口クサいのだろう?歯を磨いていないのかな?」

「パートナーからクサいと思われていないかな・・・」

などなど、自分の口臭、家族や職場の人などの口臭が気になると不安になりますよね。

口臭があると不潔や不衛生といった印象になるので、仕事でもプライベートでもニオわない方が間違いなく良いです。

身だしなみがしっかり整っていても口がクサいと台無しです。

実は年齢性別問わず口臭について悩まれている方は非常に多くいます。

そこで口臭に悩まれている人必見!口臭の原因と種類、その対策についてお伝えしていこうと思います!

 そもそも口臭って?

なぜ会話や呼吸をした時に、嫌なニオイがするのでしょうか?

私たちの鼻には空気中にある物質をニオイとして感知する機能があります。この機能によって普段いい匂い、悪いニオイを判別しています。

つまりクサいと感じる物質を発生させているという事なのです。

主に口臭の原因の80%は、口の中の細菌たちが発生させるガス(揮発性硫黄化合物)が原因です。

(硫化水素、メチルメルカプタン、ジメチルサルファイド、アンモニア、アミンなど)

口は消化を行う消化器官の一つです。唾液があり常在菌が存在しています。様々な要因によりお口の中でガスが発生し、口臭を発生させているのです。

 口臭の原因と対策

一言で口臭といっても原因は様々です。

口臭が気になるということは、必ず引き起こしている原因があります。

つまり口臭の原因を知り、その原因を取り除くことが口臭を改善する近道になります。

口臭の原因を知ることから始めてみましょう!

 

 生理的口臭

 主に起床後、空腹時、緊張時などに感じられる口臭です。

 通常、唾液の作用によって口臭は抑えられています。

 しかし、起床後、空腹時、緊張時などは唾液の分泌量が減ってしまい細菌が増えます。
 その結果、揮発性硫黄化合物が増え口臭が気になるようになってしまいます。

  病的口臭

 病気が原因で発生する口臭で、口腔内のトラブルが原因(口腔由来)の場合と、全身の病気が原因(全身由来)の場合があります。

口腔由来

歯周病や虫歯、ドライマウス(口腔乾燥症)など、口腔内の環境が原因で起きる口臭です。

歯周病が原因である場合、ジメチルサルファイド、メチルメルカプタンが多く検出されます。

全身由来

鼻や喉の病気、呼吸器系、糖尿病などの病気が原因で口臭が起こる場合があります。

呼吸器系疾患や慢性鼻炎や蓄膿症、胃炎、胃潰瘍などの消化器系疾患、糖尿病などの代謝異常疾患など様々な病気が原因としてあげられています。

気になることがあれば、かかりつけの病院に相談しましょう。

  外因的要因 

外因的口臭は、口に入れたものが原因でなる口臭をいいます。

ニンニク、納豆、ネギ、キムチなど、ニオいの強い食材が原因です。

また、飲酒や喫煙も口臭の原因になります。

  心因的要因

 口臭検査をしても口臭が認められない人で、本人だけが口臭があると思い込む口臭の事で自臭症とも言われます。

ストレスや精神的に不安定な場合、神経質な人などに多く見られます。

 

 口臭検査

 口臭の原因は人それぞれです。必要な原因と対策を知るためには、やはり検査をしてみる事が一番です。そこで口臭検査についてご紹介します。

 病院で検査

 官能検査(人に嗅いでもらう方法)と口臭測定器(ガスクロマトグラフィー、オーラルクロマなど)を使用して口臭の主な原因物質である揮発性硫黄化合物を測定する方法があります。成分の濃度によって原因が分かるので、根拠をもって口臭を改善することが出来ます。

例えば、メチルメルカプタンが多く検出されると歯周病が原因とされます。

また、ジメチルサルファイド、メチルメルカプタン、硫化水素といった揮発性硫黄化合物が多く検出された場合、口臭検査と合わせて唾液分泌量検査や歯周病の検査を併せて行うことがのぞましいです。

注意としては、病院によって検査をやっている所とやっていない所があるので調べて
 から受診することをおすすめします。

また、検査前に注意しなければいけないこともあるので事前に聞いておきましょう!

 自分で検査

しかし、忙しくて病院に受診することが出来ない方もいらっしゃるかと思います。そんな方のために自宅で簡単にできる方法を紹介します。

 1つ目は、ブレスチェッカーです。だいたい2000円~5000円で発売されています。通販などでも簡単に購入できるので気になる方におすすめです。

 2つ目は、ティッシュやガーゼを使った方法です。ティッシュまたはガーゼで舌や歯茎を優しく拭ってニオイを確認します。

 3つ目は、コップを使った方法です。空のコップに息を溜めるように出しニオイを確認します。

2つ目、3つ目はどうしても自分自身での判断だけになってしまうため判断が難しいかもしれませんが直ぐにできる方法です。

ちょっと心配かも・・・。

人には聞きにくいけれど、やはり気になる。

今すぐ知りたい!!

 

 そんな時に試してみてください!

 口臭対策

原因が分かれば次は対策です。

すぐに試せる方法もあります。

試せるところから始めてみましょう!

  歯磨き・舌磨き・メンテナンス

なんと言ってもまずはお口の中を清潔に保つという事です。

歯周病や虫歯がある場合、治療をしっかり受けましょう。

そして、歯磨きと舌磨きといった普段のお口のセルフケアをしっかり行いましょう。

ただやるのではなく、しっかりやることが大切です。

やっているつもりになっているだけで実は磨けていないなんて事はありませんか?

舌で歯を舐めてみてください。ザラザラしていませんか?ザラザラしていたら磨けていない証拠です。今すぐチェックです!

現在は移動中や外出先でも対策ができるようタブレットやスプレーなども発売されています。こういった口臭対策アイテムを使うことも良いと思います。自分が使いやすく続けられるものを選択しましょう。

また自分自身だけでは、落としきれない細菌達もいます。歯科医院で定期的にメンテナンスを受け清潔な状態を保ちましょう。

 唾液腺マッサージ 

唾液の量が少ない方は唾液腺マッサージをしましょう。

唾液腺マッサージは、どこの唾液腺をマッサージするかで方法がいくつかあります。

特におすすめしたい方法が顎下腺マッサージです。

顎下腺は、唾液量の60~70%を占めているので一番効果が実感できると思います。

顎下腺マッサージ

 1 両手をグーにして、親指だけたてます。

2 あごの骨の左右内側を親指の腹で優しく押します。

3 耳の下からあごの先まで4~5箇所に分け、10~20回程マッサージしてく
ださい。

どうですか?驚くほど簡単ですよね!

マッサージをして唾液をたくさん出しましょう!

  口臭予防効果のある洗口剤

口臭防止効果が認められる洗口剤の使用も効果的です。

たくさんのメーカーさんで洗口剤が発売され、インターネットやドラックストアで簡単に購入できます。

しかし、何を使えば良いのか分からないですよね。

そんな方におすすめしたい洗口剤があるのでご紹介します。

洗口剤に悩んでいるならコンクーF!!

コンクールF、知ってる方もいらっしゃるでしょうか?

この洗口剤は、歯科医院でもよくおすすめされている洗口剤です。

インターネットやドラックストアでも購入できます。

しかし、ドラックストアだと店舗によって置いていない所もあるそうです。

<コンクールFの特徴>

  • 高い殺菌効果(グルコン酸クロルヘキシジン配合)
  • 効果が12時間続く
  • 低刺激なので使った後のピリッと感が少ない
  • 歯茎の炎症が抑えられる
  • 1000円前後で購入でき、1本360~700回とコストパフォーマンスが良い

洗口剤に悩まれている方には1度試していただきたいです。

私自身、使用していますがかなりスッキリするのでおすすめです。

しかし、注意もあります。

配合されているグルコン酸クロルヘキシジンによるアレルギー症状と歯の着色です。

アレルギー症状が出た場合は、使用を中止してください。

歯の着色が気になる場合、ホワイトニング用の歯磨き粉の使用なども検討してみてください。

口臭から話がズレてしまいますが、ホワイトニング用の歯磨き粉であればルシェロホワイトという歯磨き粉がおすすめです。

金額は2000円前後と少し高いのですが、着色がしっかり落とせ研磨剤が微粒子なので歯のダメージにも配慮されています。

 口臭が口以外の場合 

持病をお持ちで口臭が気になっている場合は、かかりつけの内科の先生に1度相談してみましょう。

歯科医院で口臭を確認してもらったが問題なく自臭症と診断された場合、必要に応じて心療内科を受診しカウンセリングを受けましょう。

自分は大丈夫であると認識することが必要です。

口臭って今すぐにでも解決したい悩みの1つですよね。

「息クサくないかな?」

なんて不安を感じながら人と会話するなんてストレスがたまる一方です。

対策をしっかり行い口臭で悩むことのない楽しい毎日を過ごしましょう!

 まとめ

  • まずは口臭の原因から知る
  • 検査をして自分に必要な対策をする
  • お口の中は清潔に!正しい歯磨き舌磨きをしっかり普段から行う
  • 歯科医院で定期的にメンテナンスを受ける
  • 口臭アイテムを使ってみる
  • コンクールFがおすすめ
  • 持病がある場合は、かかりつけの内科医にも相談
  • 自臭症であれば心療内科へ

口臭に悩んでいる方はぜひ試してみて下さい!

口臭に悩む事のない楽しい毎日を過ごしましょう!

サイト運営者:太田 雄久

僕は、中年になって自分から発するニオイに気づかず、仕事やプライベートでの失敗を数多くしました。
当時は、ネットも今ほど充実しておらず、「ニオイで病院に行く」という発想もありませんでした。
人間は誰しもが老い、そして加齢臭は避けては通れない道なのです。
僕と同じように加齢臭が気になった人たちへ、良い情報提供をしようと特に加齢臭・口臭等のニオイに特化したサイトを立ち上げました。

ライターは看護師、薬剤師歯科衛生士医学部学生等医療関係者等による記事です。
全ての記事が医療法務の専門家による厳しいチェックを受けております。

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