怖い加齢臭!クリーニングで恐怖を解消しよう!その方法

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サイト運営者:太田 雄久

僕は、中年になって自分から発するニオイに気づかず、仕事やプライベートでの失敗を数多くしました。
当時は、ネットも今ほど充実しておらず、「ニオイで病院に行く」という発想もありませんでした。
人間は誰しもが老い、そして加齢臭は避けては通れない道なのです。
僕と同じように加齢臭が気になった人たちへ、良い情報提供をしようと特に加齢臭・口臭等のニオイに特化したサイトを立ち上げました。

ライターは看護師、薬剤師歯科衛生士医学部学生等医療関係者等による記事です。
全ての記事が医療法務の専門家による厳しいチェックを受けております。

「加齢臭」

このキーワードにビクッとくる方、いらっしゃるのではないでしょうか。

かく言う僕もアラフォー世代、妻や娘から、いつ

加齢臭がするよ

などと言われるかと思うと戦々恐々な日々です。

今回は加齢臭が周囲に及ぼす影響と、加齢臭から解消される方法を解説したいと思います。

そもそも加齢臭って?

解説の前に、加齢臭とはそもそもどのようなものでしょうか。説明します。

加齢臭とは中高年の方から発生する脂クサい、青クサいような独特な体臭の事を言います。

そして、加齢臭の原因は「ノネナール」という化学物質です。

40歳頃から、年を重ねるほどに新陳代謝が衰え、皮脂成分の酸化が進むことで、ノネナールが発生し、加齢臭を発生するようになります。

この物質は、頭皮や襟もとなど、特に上半身に溜まりやすい性質がありますので、自分の加齢臭を把握したい時は、自分の枕のニオイをかいでみましょう。

また、一般的に加齢臭は男性が発しているイメージを持つ方が多いですが、女性も例外ではありませんので注意が必要となってきます。

加齢臭が周囲に及ぼす影響

職場の同僚

加齢臭がする

と言われて喜ぶ方はいらっしゃるでしょうか?

そのような方は失礼ながら

「奇特な方」

ではないでしょうか。

世の中のほぼ全ての方がそのように言われる事を望んでいないはずです。僕も当然、望んでなんてないです。

現に「Yahoo!知恵袋」には、中学生の女性から、このような相談が寄せられています。

相談者

お父さんの加齢臭がひどいです。
加齢臭が強すぎてお父さんの寝室や寝室の隣のリビングがクサいです。
お父さんは気づいてなくて、私に近寄ってきたりします。本当にクサいです。
私のお母さんは匂いに慣れたのか知らないけど、何も言わないし、私がお父さんに「クサいよ」と言おうとすると注意されます。
リビングが臭くて、友達を家に呼ぶ事ができないし、私自身もリビングにいることができません。
加齢臭対策と、どうしたら部屋の匂いがとれるのか知りたいです。お願いします。

と、この相談者は

    「本当にクサい」
    「友達を家に呼べない」

など、父親の加齢臭に悩まされているのです。

このような悩みをあなたの配偶者や子どもたちに経験させないために、これから、その解消法をご紹介していきます。

加齢臭の解消方法

一般的に加齢臭は「普通に洗濯しただけでは落としきることができない」と言われています。

これは、加齢臭の元が「皮脂の油」と「タンパク質」の汚れであるからです。

「皮脂の油」や「タンパク質」の汚れは水に溶けにくいため、通常の洗濯で落とすことはかなり困難です。

油もののシミが服についた場合を想像していただければと思いますが、水洗いだけでは完全にシミを落とすことができません。そのため、シミ抜きが必要となってきます。

水に溶けづらい皮脂は、繊維の奥深くに入り込んでしまい、特に、肌に直接触れる下着やYシャツのエリ元などは、洗濯をしていてもどうしても加齢臭が残ってしまうのです。

クリーニング店に出して洗濯をしてもらう

皆さまが、まず考える方法はこれではないでしょうか。

しかし、クリーニング店に出したにもかかわらず、全く加齢臭を解消できない場合があります。

結論を言いますと、クリーニング店が使っているクリーニング洗剤の中で、

       「加齢臭を分解する」

ものを使っている店であれば、加齢臭を解消することができる可能性が高くなります。

通常のドライクリーニングでは、加齢臭の元となる皮脂汚れは落ちても、ニオイの原因となる成分は分解されず、残ってしまう可能性があります。

また、服についたニオイの成分を落とすために水で強く洗った場合、ニオイがいくらか改善されたとしても、生地の縮みや傷みが生じるリスクが出てきます。

そういったリスクを避けるためにも、服のニオイが気になったら「加齢臭を分解する」タイプの洗剤を使用しているクリーニング店に出しましょう。

なお、加齢臭を分解するタイプのクリーニング洗剤を使用しているかどうかは、事前に店に確認が必要です。

また、加齢臭が解消できるかの判断ポイントは

①加齢臭がついてからの期間がどのくらい経っているか

②加齢臭そのものの強さ

の2点です。

加齢臭がついてから期間が経てば経つほど、その解消は難しくなります。加えて、加齢臭そのものが強いと、やはり完全な解消は難しくなります。

自宅で洗濯する

次に、クリーニング店に出す費用や時間がない場合は、「自宅で洗濯する」ことが考えられます。その場合、通常の方法ではなく、加齢臭対策に特化した、汚れ成分(ニオイ成分)を浮かせる方法を取る必要があります。その方法は次のとおりです。

洗面器、バケツ、シンクなどに40℃から50℃のお湯を張り、アルカリ性の洗剤を溶かします。

ニオイがきつい箇所に酸素系の漂白剤を直接つけます。

①に30分ほどつけ置きします。

そのまま洗濯機で洗濯しましょう。

ここでのポイントは、用意するのは温かいお湯であることです。冷たい水ではありません。

また、洗濯にあたって注意しなければいけないポイントが5点あります。

長期間放置しないこと

加齢臭の気になる衣類は、放置しないでできるだけ早く洗濯してください。

放置すればするほど加齢臭はきつくなっていきます。一見、汗をかいていないように見えても、皮脂の汚れは付着していますので、その日のうちに洗うことをおススメします。

洗濯表示の確認

加齢臭の付いた服を洗うのには、高い温度のお湯で洗うのがより効果的です。

しかし、服の素材がポリエステル、アクリルやポリウレタンといった化学繊維である場合、熱に弱い性質がありますので、この方法で洗濯する際には、まず洗濯表示を確認してください。

お湯でのつけ置き

40度以上のお湯に弱アルカリ性の洗剤を混ぜてつけ置きします。

お湯でつけ置きをすることで、効率的に汚れが浮き上がってきます。

服を脱ぎ、洗濯機に回す前にあらかじめつけ置き洗いをしておくことで、加齢臭の染み込みを防ぐことができます。

洗剤は弱アルカリ性

洗剤はおしゃれ着用の洗剤や中性洗剤ではなく、洗浄力の高い弱アルカリ性の洗剤を使いましょう。

ニオイをつけ加えない

服についた加齢臭が気になるからといって、洗濯時に柔軟剤を大量に入れたり、服に香り付きの消臭スプレーを吹き付けると、むしろ加齢臭とそれらの香りが混ざってしまい、嫌なニオイとなります。

誤魔化しではなく、ニオイの根本的な原因を解消することが大切です。

おわりに

「そもそも加齢臭って?」でもちょっと触れましたが、老化による新陳代謝の衰えと加齢臭は切っても切れない問題です。加齢臭を感じたら、まずは「老化を加速させない」ことが重要となってきます。

老化を加速させない方法としては、まず、継続的な運動を心がけましょう。ウォーキングやスイミングといった「30分以上、継続可能な運動をする」ようにしましょう。

併せて、食生活を改善することも大切です。毎日の食生活において「抗酸化作用のある栄養素を摂取する」ようにしましょう。

そのような栄養素には、ビタミンCやビタミンE、リコピン、カテキンなどがあります。

こういった取り組みを通じて身体の新陳代謝が促進され、毛細血管の血流が良くなります。

それにより皮脂腺の詰まりが改善されることで、皮脂成分の酸化を抑え、そもそもの加齢臭を抑えることができるのです。

今回、このコラムで紹介した方法が、少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

サイト運営者:太田 雄久

僕は、中年になって自分から発するニオイに気づかず、仕事やプライベートでの失敗を数多くしました。
当時は、ネットも今ほど充実しておらず、「ニオイで病院に行く」という発想もありませんでした。
人間は誰しもが老い、そして加齢臭は避けては通れない道なのです。
僕と同じように加齢臭が気になった人たちへ、良い情報提供をしようと特に加齢臭・口臭等のニオイに特化したサイトを立ち上げました。

ライターは看護師、薬剤師歯科衛生士医学部学生等医療関係者等による記事です。
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