タクシーのあのニオイで酔ってしまう…改善・対策方法が知りたい人へ

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サイト運営者:太田 雄久

僕は、中年になって自分から発するニオイに気づかず、仕事やプライベートでの失敗を数多くしました。
当時は、ネットも今ほど充実しておらず、「ニオイで病院に行く」という発想もありませんでした。
人間は誰しもが老い、そして加齢臭は避けては通れない道なのです。
僕と同じように加齢臭が気になった人たちへ、良い情報提供をしようと特に加齢臭・口臭等のニオイに特化したサイトを立ち上げました。

ライターは看護師、薬剤師歯科衛生士医学部学生等医療関係者等による記事です。
全ての記事が医療法務の専門家による厳しいチェックを受けております。

タクシーを普段よく利用する方、こんなことを思ったことはありませんか?

「タクシーの中がクサい…。このまま乗り続けていたら酔ってしまう…。」

ニオイについては、タクシーに乗った後に分かることであり、すぐに解決することは簡単ではありません。運転手にも伝えづらく、目的地まで我慢するしかない…。多くの人は、そう考えてしまうでしょう。

また、ニオイを我慢していると酔いにつながることがあります。近場だから我慢できるだろうと思っていると、悲惨な結果につながることも…。体調不良で乗った場合は特に危険です。大丈夫だと思っていても最悪な事態を招きかねません。

筆者

私も過去に寝不足による体調不良で、車内で酔って地獄のような時間を味わいました…。何も言えないまま目的地まで耐えましたが、息をするのも極力我慢し、とても苦しかったです。

タクシーでのニオイの原因は何でしょうか。原因が分かれば、対策も考えることができます。今回は、タクシーでのニオイの原因を探っていきましょう!

タクシーのニオイの原因は?

タクシーは狭い空間なので、ニオイがこもりやすいという特徴があります。また、原因として考えられる車内、運転手、乗客といった三つの条件と合わさって、不快な空間になってしまいます。

それぞれ一つずつ詳しく紹介します。

車内のニオイの原因

車内自体にニオイがついている場合、ニオイの原因となるものが乗っている場合があります。その場合、運転手は入念に車内を清掃する必要があります。

車内清掃がされていない

タクシーでは、運転手が車内で食事をすることもあり、食べもののカスが落ちてしまうことが考えられます。気付かず見過ごされていけば、異臭を放つこともあります。

また、エアコンフィルターが汚れていると、そのニオイが車内に充満してしまうこともあります。フィルターにたまった埃やダニの特有なニオイです。それらは、アレルギー症状につながることもあります。

運転手の方には、運転前に清掃をしっかりとしておいてほしいものですね。

芳香剤や消臭剤のニオイ

ニオイを緩和させるために置く芳香剤や消臭剤も香りが強いものがあります。個人の好みも大きく分かれるので、そのニオイが気になり、人によっては悪臭と感じることも…。

無香料のものに変えてもらえると助かりますね。

車両が古い

古い車両は、今までのニオイがどんどん蓄積された状態になります。車内の清掃を行っても独特のニオイがついてしまうそうです。見た目での判断は難しいかもしれません。

LPガス(液化石油ガス)が漏れている

大多数のタクシーではガソリンではなくLPガスが使用されているそうです。LPガスには元々ニオイはついていませんが、万が一漏れてしまった場合に備えて、気付くことができるようガス特有のニオイを付けています。

タクシーでガスのニオイを感じたら早めに運転手へ伝えることが乗客にとっても最善です。

運転手のニオイの原因

運転手は勤務形態にもよりますが、勤務時間が長いことが多く20時間程タクシー内で過ごすそうです。そのため、一番のニオイの原因として考えられやすいのが現状です。

原因となってくるのは、体臭や加齢臭です。

体臭は自分自身では気付きにくいものです。また、タクシー運転手の平均年齢は高く、気付かないうちに加齢臭を発している可能性もあります。タクシーの中で長い時間過ごしていると、ニオイも充満し気付きにくく、制服や運転席にニオイがしみ込んでいる可能性も…。

乗客からは伝えにくい問題なので、まずは、運転手自身が気を付ける必要があります。会社によっては、ニオイが気になる場合、上司から言われることもあるそうです。

あまりにも気になる場合は、タクシー会社に問い合わせるのもお互いにとってよさそうです。早く気付くことができれば、運転手も早めに改善することができます。

乗客のニオイの原因

タクシーには不特定多数の人が乗車します。香水をしっかりつけている方、飲み会帰りの方、体調不良の方など、状況もさまざまです。それぞれのニオイが混ざって悪臭になることもあります。

直前に乗った乗客のニオイ

タクシーは次々に乗客を乗せていきます。ニオイが気になっても、次の乗客のためにしっかりとした換気まで行うことは困難です。そのため、直前に乗った乗客のニオイが車内に残ってしまっていることがあります。

前日の乗客が嘔吐した場合

飲み会の帰り等はタクシーを使用することが多くなります。酔った状態でタクシーに揺られると、乗り物酔いを引き起こし、車内で嘔吐してしまうことがあります。

嘔吐があった場合は、次の乗客を乗せることはなく運転手が会社に戻って清掃するそうです。しかし、清掃しても簡単にとれるニオイではないため、ニオイがかすかに残ってしまうこともあるようです。

タクシーのニオイ対策は?

さまざまな原因がありました。タクシー運転手と乗客は初対面であることが多く、ニオイのことについてはなかなか伝えにくいでしょう。

では、これらの原因を防ぐためにできる乗客のニオイ対策はなんでしょうか。

窓を開ける

一番手軽に行うことができる対策です。窓を開けると空気を入れ替えることができ、ニオイの緩和につながります。新鮮な空気も入ってくることで、気分も落ち着くでしょう。

今は事前に換気されていることも多いかもしれませんが、窓を開ける幅を広げると、より換気されニオイも緩和されます。ぜひ試してみてください。

酔いやすいと伝える

乗り物酔いがしやすい人や体調不良の人は事前に運転手へ伝えておきましょう。ニオイが気になる場合、運転の仕方や速度によっては、普段より酔うこともあります。事前に伝えておけば、運転手も運転方法に気を付けることができます。

もし、車酔いになってしまったら、進行方向を向き、態勢を安定させるのも効果的です。視線を下に向けると気持ち悪くなるので、なるべく景色を見るようにしましょう。締め付けるような服装の場合は、少し緩めると体が楽になります。

他のタクシーに乗り換える

どうしてもニオイが我慢できない場合には、すぐに降りて他のタクシーを捕まえるのがよい方法です。料金はトータルで考えると少し多く支払うことになりますが、早めに降ろしてもらい、その場から逃げることも一つです。

自分の身は自分で守りましょう!

まとめ

今回は、タクシーのニオイについてお話ししました。タクシーは基本的に清潔に保たれており、乗客が快適に過ごすことができるよう配慮されています。運転手も接客が伴うため、乗客に対して気持ちよく過ごすことができるよう対応してくれます。

しかし、不特定多数の乗客を乗せるため、どうしてもニオイが気になることもあります。気になる場合は、原因や対策を参考にしてみてください。運転手に直接伝えることが難しい場合はできる対策をし、不快な時間を少しでも減らしましょう!

私もニオイの気になるタクシーに遭遇したら、窓を広めに開けることに挑戦してみます!移動時間も快適に過ごせるよう、できることで工夫しましょう!

サイト運営者:太田 雄久

僕は、中年になって自分から発するニオイに気づかず、仕事やプライベートでの失敗を数多くしました。
当時は、ネットも今ほど充実しておらず、「ニオイで病院に行く」という発想もありませんでした。
人間は誰しもが老い、そして加齢臭は避けては通れない道なのです。
僕と同じように加齢臭が気になった人たちへ、良い情報提供をしようと特に加齢臭・口臭等のニオイに特化したサイトを立ち上げました。

ライターは看護師、薬剤師歯科衛生士医学部学生等医療関係者等による記事です。
全ての記事が医療法務の専門家による厳しいチェックを受けております。

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