部屋がクサイ!原因はまさかの加齢臭?今すぐできる加齢臭対策!

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サイト運営者:太田 雄久

僕は、中年になって自分から発するニオイに気づかず、仕事やプライベートでの失敗を数多くしました。
当時は、ネットも今ほど充実しておらず、「ニオイで病院に行く」という発想もありませんでした。
人間は誰しもが老い、そして加齢臭は避けては通れない道なのです。
僕と同じように加齢臭が気になった人たちへ、良い情報提供をしようと特に加齢臭・口臭等のニオイに特化したサイトを立ち上げました。

ライターは看護師、薬剤師歯科衛生士医学部学生等医療関係者等による記事です。
全ての記事が医療法務の専門家による厳しいチェックを受けております。

筆者

なんだか部屋がクサイ!一体何のニオイ?

他人の家に行ってみて、独特のニオイに気づいたことはないでしょうか。

もしかして、自分の部屋も気づかないだけでクサイのかな…部屋に染み付いた不快なニオイの原因はもしかして加齢臭?加齢臭には男性も女性も関係ありません。ニオイの悩みは今すぐ解消したいですね。

加齢臭は方法さえ知っていれば抑えられます!

ここでは、部屋に染み付いたニオイの消臭対策と今すぐできる加齢臭対策についてお教えします。

加齢臭ってなに?

ひとことに加齢臭といっても、人によってニオイの感じ方はさまざまです。そもそも加齢臭とはなんなのか?どうしてにおってしまうのか?

どんなニオイとして例えられ、どんな人に多いのかをご紹介していきましょう。

加齢臭の原因

加齢臭は、皮脂腺に含まれるパルミトオレイン酸に加齢によって9ーヘキサデセン酸が含まれ、酸化・分解することで発せられる「ノネナール」とよばれる物質が原因です。

パルミトオレイン酸は皮脂腺から分泌されるため、皮脂の分泌量が多い場所に加齢臭を感じやすいのです。

加齢臭はどんなニオイ?

加齢臭の原因物質となる「ノネナール」自体は油臭く、青臭いニオイを放出します。

例えるなら、古本や古いろうそく、枯れ草、腐ったチーズのようなニオイと言われることが多いです。

加齢臭はどこからにおう?

加齢臭のニオイが強く出るのは、「頭や首周囲、胸や脇、背中やおなか」の上半身に集中しています。この中でも皮脂量が最も多いのは「頭」です。

寝ているときの枕がにおうのは皮脂量の多い頭が原因だったのですね。汗をたくさんかく夏場は特に注意した方がいいでしょう。

加齢臭に男女差はある?

加齢臭が男性に多いと思われるのは、女性より男性の方が皮脂量が多いからです。

また、女性は女性ホルモンによって皮脂の分泌量が抑えられているので、ホルモンバランスが保たれていれば女性に過剰に加齢臭を感じることはないのです。

ただ、加齢に伴い女性ホルモンの分泌は減少していきます。
そうなれば男性ホルモンが優位となり、皮脂量の増加も伴って加齢臭の原因となっていくのです。

また、女性ホルモンの一つのエストロゲンは膣内の自浄作用も担っています。女性ホルモンが減少していくことで自浄作用は低下していきます。

そのため膣内に菌が繁殖しやすく、デリケートゾーンからの異臭にもつながるので女性も他人事ではないですね。

女性のホルモン分泌が減少していくのは、おおよそ40代といわれているので、加齢臭の発生が気になるのに男女差はないということになります。

部屋のニオイの主な原因

部屋のニオイの原因は長年生活して部屋中に染み付いた生活臭です。

生活臭が厄介なのは、室内の壁や床だけでなく、カーペットやカーテン、クッションやソファやラグなどの布製品に吸着してしまうことです。
加齢臭もまた、生活臭の一部として室内にこもってしまうこともあります。

ニオイに季節は関係ある?

日本には四季がありますが、ニオイが最も強く出る時期は夏の前にやってくる「梅雨」です。私たちがニオイを感じるには湿度と気温が関係しているって知っていましたか?

湿度が高いほどニオイは敏感に感じられます。さらには気温が高いほどニオイ物質は空気中に拡散するのです。ということは高温多湿の梅雨は、一年の中でニオイを最も敏感に感じる時期なのです。

お部屋のニオイ対策

生活臭を含む部屋のニオイをすべて取り除くのは難しいですが、ニオイを軽減させることはたくさんあります。

できることから始めていきましょう!簡単なことから取り組み、継続させていくことが重要です。

こまめな換気!

てっとり早くできるのは換気です。こもった部屋のニオイを消したいときには、まずは空気の通り道を作りましょう。窓を全開にできなくても大丈夫です。

対角線上に空気の通り道ができる方が効率がいいですが、5~10㎝程度の隙間風が入るだけでも全然違います。2~3時間に1回程度が望ましいですが、できるときに5分間でも換気できれば十分なのです。窓がないなら家中のドアを開けるのも効果的です。

天日干し

お天気がいい日に干して、太陽光がもたらす殺菌効果を利用してみましょう。

菌が増殖することを抑えることで消臭効果をもたらします。

寝具やクッション、ラグなど干せるものは自然の力を借りてみましょう。

濡れタオルの活用

堅く絞った濡れタオルを部屋で振り回してみましょう。ニオイは水に溶けやすい性質を持っているのです。振り回してニオイをタオルに吸着させるのです。

ただ、周囲に人がいないか確認してから行ってくださいね。

茶かす(茶殻)の活用

茶かすにはニオイを吸着させる脱臭効果があります。日常的にお茶を飲む家庭なら、いつでも入手できますね。ただ、活用する際はしっかりと乾燥させる必要があります。

また、高温で炒めることにより即効性が高まるとされていますので、ぜひ試してみてください。

手作り重曹スプレー

100円ショップでも購入可能な重曹は、即席スプレーとして洗えない家具や寝具、カーテンなどに吹きかけてみましょう。

作り方は簡単です。水200mlに対して重曹10gを溶かすだけでいいのです。

活性炭・炭の活用

活性炭や炭に共通するのは、目に見えない細かい穴からニオイを吸着させるということです。部屋だけでなく、ニオイのこもりやすい玄関や靴箱にもおすすめです。

ただ、炭に関しては一ヶ月に一度の天日干しはした方がいいでしょう。その方が長く、繰り返し活用できます。

空気清浄機の活用

ときには機械に任せてみるのも一つの手です。空気清浄機は花粉やハウスダスト、ペットのニオイも絶ってくれるすぐれものですからね。

たくさん種類がありますが、部屋の広さや設置する位置、機能性、値段など重視する部分はさまざまでしょう。広範囲に持続的に消臭するなら空気清浄機はおすすめです。

加齢臭対策

加齢臭は加齢に伴い男女差もなく、どうしても避けられません。ですが、なるべく周囲を不快にさせないように加齢臭を抑えることはできないでしょうか?

大丈夫です、誰でもできます!実際ににおわない人だっていますよね?何も知らないのでは対策はとれません。ここでしっかりお教えします!

清潔にすること

皮脂を酸化させないためにこまめにケアしていくことが大切です。汗拭きシートの活用や、殺菌効果のある薬用石けんを使ってきれいに身体を洗いましょう。

特に頭皮と髪は念入りに洗うのをおすすめします。皮脂腺も細菌もたくさんいる場所ですからね。

爪は立てずに優しくなで洗いが鉄則です!また、洗った後は完全に乾くまで乾燥させましょう。

衣類や敷物の見直しと洗濯

加齢臭は衣類などの布製品に簡単にしみついてしまいます。脱いだら放置するなどはしないように気をつけてください。

すぐに洗濯できないときはつけ置きなどをしておくようにしましょう。

漂白剤の活用

漂白剤を使用するなら酸素系がおすすめです。過炭酸ナトリウムで汚れやニオイを分解してくれます。

柔軟剤は効果ある?

残念ながら、加齢臭にはあまり効果は期待できません。加齢臭は体内からニオイを放出しているので根本的な加齢臭軽減の対策にはなりません。

ここで、おススメの商品をご紹介します。気になる方はぜひお試しください。

衣類&寝具の加齢臭がスッキリ!洗濯補助洗浄剤【魔女っ粉】

食生活の見直し

加齢臭は皮脂の分泌量を抑えなければなりません。食事で動物性脂質の摂り過ぎは加齢臭の原因のノネナールを生み出す一つとなりますので控えましょう。

動物性脂質の多い食材
  • マヨネーズ
  • 卵黄
  • バター
  • 生クリーム
  • ドレッシング

反対に抗酸化作用のある食材は身体を若々しく保ちアンチエイジングの効果があるので積極的に摂りたい食材です。

抗酸化作用のある食材
  • ゴマ
  • 豆乳
  • アーモンド
  • りんご
  • 海藻
  • 柑橘類
  • トマト
  • きゅうり
  • しょうが

また、コーヒーは過剰に摂取するとカフェインが交感神経を刺激させ、男性ホルモンを活発にさせてしまいます。飲み過ぎには注意しましょう。

生活習慣の見直し

運動習慣を身につける

運動不足による基礎代謝の低下は、脂肪の蓄積を加速させます。皮脂腺内に蓄積させる脂肪は、加齢臭の原因となるノネナールを生み出すのです。少しずつでも運動習慣を身につけていくとよいでしょう。

運動にも種類はありますが最も効果的なのは有酸素運動です。ウォーキングやジョギング、水泳、ヨガなどつづけられるもので大丈夫です。

有酸素運動で脂肪燃焼が始まるのは開始して20分以降です。最初は軽めでいいので、20分間は続けられるように取り組んでいきましょう。

人の汗腺機能は衰えやすいです。新陳代謝が低下して汗をかかないと、ワンシーズンで劣化し、濃く強いニオイの汗が出やすくなります。

汗腺を少しでも鍛えるために汗をかく習慣を取り入れましょう。

ストレスを溜め込まない

気づかないところでストレスが過剰にかかると活性酸素を発生させることになります。活性酸素は皮脂を酸化させ、加齢臭を強めていきます。

日頃からストレス発散や軽減方法は身につけておくと加齢臭対策に繋がりますね。

喫煙習慣を見直す

喫煙は体内に一酸化炭素を取り込み、ビタミンCを欠乏させます。一酸化炭素は脂肪を酸化させ加齢臭を強め、ビタミンCが欠乏することで抗酸化作用の働きができなくなり、加齢臭を増幅させるのです。

禁煙できることが一番いいですが、加齢臭と健康のためにも少しずつ減らしていけるといいですね。

適切な飲酒量を心がける

飲酒することで血液中のアルコールを分解しようとして出現するのがアセトアルデヒドという物質です。飲酒と加齢臭が関係するのはお酒を飲み過ぎてしまったときです。

飲み過ぎてしまうと体内のアセトアルデヒドが分解されずに残ってしまい、刺激臭となります。飲酒することで体内の血管が拡張され、汗腺が活発になると皮脂腺から「ノネナール」もたくさん放出されます。

刺激臭と加齢臭が合わさるととても不快ですよね。飲み過ぎには十分に注意しましょう。

まとめ

加齢臭が男女関係なく起こりうることで、今回は、どなたでも実践できるニオイ対策をご紹介しました。

日頃の食生活や運動習慣を少し見直すことで不快な加齢臭は抑えられるのです!毎日使用する寝具や布製品のこまめな洗濯やご自身の身体のケアも、継続して取り組めばお部屋の生活臭や染付いた加齢臭も軽減できるでしょう。

みなさんが、日頃のニオイというストレスから少しでも解消されればいいなと思います。

サイト運営者:太田 雄久

僕は、中年になって自分から発するニオイに気づかず、仕事やプライベートでの失敗を数多くしました。
当時は、ネットも今ほど充実しておらず、「ニオイで病院に行く」という発想もありませんでした。
人間は誰しもが老い、そして加齢臭は避けては通れない道なのです。
僕と同じように加齢臭が気になった人たちへ、良い情報提供をしようと特に加齢臭・口臭等のニオイに特化したサイトを立ち上げました。

ライターは看護師、薬剤師歯科衛生士医学部学生等医療関係者等による記事です。
全ての記事が医療法務の専門家による厳しいチェックを受けております。

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