母乳のニオイがとれない!母乳特有のニオイから服を守る方法を伝授!

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サイト運営者:太田 雄久

僕は、中年になって自分から発するニオイに気づかず、仕事やプライベートでの失敗を数多くしました。
当時は、ネットも今ほど充実しておらず、「ニオイで病院に行く」という発想もありませんでした。
人間は誰しもが老い、そして加齢臭は避けては通れない道なのです。
僕と同じように加齢臭が気になった人たちへ、良い情報提供をしようと特に加齢臭・口臭等のニオイに特化したサイトを立ち上げました。

ライターは看護師、薬剤師歯科衛生士医学部学生等医療関係者等による記事です。
全ての記事が医療法務の専門家による厳しいチェックを受けております。

母乳育児をしていると一度は必ず直面する母乳特有のニオイの悩み、ありますよね?赤ちゃんはいい匂いなのに、どうして母乳からは嫌なニオイがするのでしょう?

原因は本当に母乳だけなのでしょうか。母乳がついてしまったお母さんや赤ちゃんの服はどうしていますか?母乳の嫌なニオイの原因と、衣類の適切な洗濯方法をお教えします。

そもそも母乳のニオイはお母さんの生活習慣も関わっています。それならば服についてしまう前に母乳のニオイも根本的に軽減していきましょう。

ここでは、忙しいお母さんに無理なく役立つ情報をお伝えします。

母乳とは

母乳は誰もが知っている、お母さんの体内で作られる、赤ちゃんのための栄養素ですよね。その母乳は何からできているのか知っていますか?

正解は「お母さんの血液」です。血液からできているのになぜ赤くならないのでしょうか?母乳は乳房の血管内で作られるときに、栄養分と白血球のみが取り込まれます。

そのとき赤血球は取り込まれないので、母乳は赤ではなく白くなります。

母乳のニオイ

母乳自体のニオイは無臭、もしくは血液から作られていることもあり鉄のようなニオイといわれています。

しかし、服などに母乳がついてしまうと生臭かったり、鼻をつくような嫌なニオイに変化してしまいます。

母乳のニオイの原因と対処法

母乳は血液から作られているため、お母さんが食べたものや、生活習慣、日々の体調によって変化します

また、母乳の原材料の血液中にタンパク質や脂肪分が多く含まれているため、服についてしまった時にニオイがとれにくくなってしまうのです。

生活習慣を見直してみる

母乳育児中のお母さんの生活習慣を見直すなんて、そんなに簡単なことではないですよね。私も経験があるのでそれは十分にわかっています。なので、簡単にできることをご紹介します。

食生活を見直す

血液から作られる母乳はお母さんが食べたものでニオイが微妙に変化します

お魚を中心に摂取した生活をすれば、母乳の出は良くなりますが、母乳は生臭いニオイを感じることがあります。焼き肉などのお肉料理を中心に摂取した生活をすれば、血液もドロドロとなって母乳の出が悪くなり、母乳は獣臭を感じることがあります。ニンニクや香辛料、刺激物を摂取する生活をすれば、母乳からそのニオイがすることもあります。

母乳のニオイを軽減させるには、育児の限られた時間の中で無理なく、バランスのいい食生活を心がけることが大切なのです。

適度な睡眠

母乳育児中のお母さんは毎日睡眠不足との闘いですよね。睡眠不足に加え、産後のお母さんの身体は、ホルモンバランスの乱れや過労による血行不良で母乳が出にくくなってしまうことがあります。

このように母乳の出が悪くなったり、授乳間隔が長くなったりすると、古い母乳がたまってしまうためクサくなってしまうのです。

赤ちゃんが眠ったときや、ご家族の協力が得られるときは家事をお休みしてお母さんの身体を休め、しっかり睡眠をとってストレスを解消することに努めましょう。

授乳間隔が長くなる場合は、適度に搾乳をしておくとよいですね。

衣服についた母乳のニオイをおとす方法

母乳本来のニオイを軽減できたとしても、母乳が衣類についてしまうことはありますよね。赤ちゃんの吐き戻しもその原因になります。

それでは、衣類についてしまった母乳のニオイを落とす方法をご紹介していきましょう。忙しいお母さんでも簡単に実践できる方法だと思いますので、ぜひ試してみてくださいね。

つけ置き

母乳育児中はすぐに洗うなんてそんな余裕ありませんよね。そんなときはただつけておけばいいのです。母乳がついた衣類をそのまま放置するのは避けた方がいいですね。

母乳にはタンパク質や脂肪分が多いとお伝えしましたが、衣類についてから時間が経つと成分が固まってしまい、とれにくくなります。そこに雑菌が繁殖し、クサくなってしまうというわけです。

つけて置くのはぬるま湯、もしくは殺菌効果のある酢かクエン酸を溶かした水がオススメです。薬局や食品売り場でも購入できる重曹も効果があります。

重曹にはさまざまな種類がありますが、赤ちゃんのものをつけ置きするなら安全性を考慮し、医薬品用か食用で使用するものがいいです。

すぐに洗えなくてもその一手間で、タンパク質と脂肪分を繊維の外に出すことができればその後の洗濯がとても楽になりますよ。

つけ置き時間は30分程度、その後はいつも通りに洗濯するだけで大丈夫です。

煮洗い

煮洗いとは、鍋で沸騰させた湯で衣類や布類を洗う煮沸消毒のことです。

用意するものはホーロー製かステンレス製の鍋と水、薬局やホームセンター、ネット通販などで購入できる過炭酸ナトリウムです。

大きめの鍋に水を入れ、過酸化ナトリウムを小さじ2杯程度入れてよく混ぜます。

そこへ衣類を入れて、沸騰寸前までお湯を沸かします。火を止めた後はお湯が冷めるまでそのまま待ちましょう。

ガーゼやスタイ(よだれかけ)などの小さなものならまとめて出来るので、煮洗いはおすすめです。

ただ、沸騰させると温度がかなり高温になります。伸び縮みしやすいデリケートな素材や色柄ものは避けた方がいいので注意してくださいね。念のため洗濯表示も確認してからおこなうといいでしょう。

重曹を活用する

さきほどつけ置きでも使用した重曹ですが、洗濯機にほかの洗剤と一緒に投入するのもいいです。その場合は重曹を大さじ2~3杯入れて洗濯しましょう。

赤ちゃんの衣類に漂白剤を使うのは少し抵抗がありますよね。重曹は漂白剤の代わりにもなるのでオススメです。

そして、重曹をペースト状にして使う方法もあります。重曹1に対して過炭酸ナトリウム1の割合で歯ブラシなどを使って混ぜてペースト状にします。

母乳のついた部分を水で濡らした後に重曹ペーストをのせます。その後生地から少し離してドライヤーなどで温風を1~2分程度当てます。ぬるま湯ですすいだらいつも通りの洗濯をしましょう。

電子レンジの活用

洗濯後に、濡れた状態のまま熱を加えると消毒効果を得られます。どの家庭でもよくみる電子レンジを活用してみる方法もあります。電子レンジで加熱するのは約1~2分程度で大丈夫です。

ただ、この方法は電子レンジの本来の使用目的とは異なるために、使う際は十分に注意しましょう。衣類は必ず、十分濡れた状態で電子レンジに入れてください。乾燥した衣類をレンジで加熱すると発火の危険性もあります。

また、服に金具がついていたり、伸び縮みしやすい素材の衣類は避けましょう。

母乳を服につけないための工夫

ついてしまったものは仕方ないのですが、そもそも母乳を服につけないようにしたいですね。母乳の出がいいひとはそれも悩みの種だったりするのですよね。

私もそうでした。よく活用していたのは市販の母乳パッドです。

余分に出てしまった母乳を吸収してくれますが、母乳パッドもこまめに交換して清潔を保っていなければ菌の温床となりますので注意してくださいね。

体温により温められた母乳がつく場所は雑菌の繁殖場所には最適なのです。母乳パッドから酸っぱいニオイがしていたら、それは雑菌が繁殖している可能性がありますのでこまめに交換してください。

そして、双子ちゃんで同時に授乳していない限り、左右交互での授乳となると思いますが、その際に授乳していない側の母乳を受け止める対応も忘れないようにしましょう。タオルや母乳パッドで反対側も保護しておきましょうね。

まとめ

今回は母乳の成分や、ニオイがつきやすい理由、対処法までご紹介しました。まさかお母さんの食べたものが、母乳のニオイを左右させるなんて思いもしなかったですね。

授乳や吐き戻しでついてしまった服のなかなか落ちにくい母乳のニオイも、たった数十分つけて置くだけで変わるのです。すぐにでも実践できそうですよね。

ぜひ試してみてください。少しでも忙しいお母さんの役に立てたのなら幸いです。

サイト運営者:太田 雄久

僕は、中年になって自分から発するニオイに気づかず、仕事やプライベートでの失敗を数多くしました。
当時は、ネットも今ほど充実しておらず、「ニオイで病院に行く」という発想もありませんでした。
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僕と同じように加齢臭が気になった人たちへ、良い情報提供をしようと特に加齢臭・口臭等のニオイに特化したサイトを立ち上げました。

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