彼女の口臭が気になる。
このような悩みは周りになかなか相談しにくいですよね。
もちろん本人に直接伝えることも、相手の気持ちを考えるとデリケートな問題です。
女子力を上げるために、日々様々な努力をしている女性。
どれだけ見た目をきれいにしても、口臭があると周りから避けられてしまいます。
私自身、職場の女性上司の口臭が気になったことがあります。
とても綺麗な方でした。しかし、上司ということもあり、口臭について伝えることはできず、会話するときには我慢。会話より気になる口臭。近くにいる時間をなるべく短くして防ぐ。とにかく我慢。そんな日々でした。
でもこれが、もし身近なパートナーだったら、家族だったら…。今後を考えて何かしらの対策が必要になってきます。私のように我慢して耐えることはおすすめできません。
また、こんな経験も聞いたことがあります。デート中に彼女とキスをしようとした彼。顔を近づけると口臭が…思わず顔を背けそうになってしまったそうです。これは、お互いにとって気まずく、すぐに伝える訳にもいかず…。
結局、直接言い出すことはできず、遠回しに歯磨きや歯医者への受診を促し解決へと導いたそうです。それもいい方法です。しかし、実は他にも簡単な対策法があります。
男女で比較すると、女性の方が口臭に悩まされるリスクを抱えていることが調査により分かっています。男性も女性が抱えるリスクを知っておくことで原因を考えることができ、有効な対策法をみつけることにつなげられます。
ここでは、口臭に男女差があるのはなぜか、女性が抱える口臭のリスク、対策方法についてまとめています。私のように失敗しないためにも、ぜひ参考にしてみてください。
目次
【口臭の原因は?】
口臭の一番の原因は口の中の乾燥です。
例えば・・・
新型コロナウイルスが猛威を振るう中、日常には欠かせなくなったマスク。マスクをすることにより、自身の口臭を感じることもあるかと思います。私自身もマスク生活をする前より、自分の口臭が気になることがあり、以前より念入りに対策するようになりました。
また、マスク着用による口呼吸の増加により、口の中の乾燥も進みます。これも口臭の原因になってしまいます。もちろん加齢や病気等が原因になっていることもあります。
【女性のリスク!】
それ以外に、特に女性の方が抱えている口臭のリスクを三つ紹介します。
1.ホルモンバランス
女性は男性と比較し、生理・妊娠・出産・閉経といったライフイベントが多くなってきます。
その度に、女性ホルモンのバランスが変化し、乱れやすい状態になりやすいのです。
すぐにイライラしたり、泣いてしまったり、体調が優れなかったりと様々な症状が出やすくなります。
また、自律神経にも影響が出始め、唾液の分泌が低下し、口の中の乾燥につながっていきます。そして口臭へとつながるというわけです。
2.ストレス
女性は男性よりストレスを感じやすいと言われています。
また、ホルモンバランスの乱れも起こりやすいように、ライフイベントの多い女性。
男性と比較し、人間関係の変化が大きいことも理由のひとつと考えられます。
ストレスを感じると、ホルモンバランスの乱れと同様に自律神経に影響が出て、唾液の分泌の低下により、口の中が乾燥し、口臭へつながります。
3.無理なダイエット
女性の関心が高いダイエット。男性でも挑戦している方がいるかもしれません。
実は無理なダイエットをすることで、空腹の時間が長くなり、唾液の分泌が減少することにより口臭につながってしまいます。
これは「ダイエット臭」とも言われ、口や体から甘酸っぱい独特な臭いがします。
特に糖質を制限するダイエットは、口臭を引き起こしやすいので注意が必要です。
また、無理なダイエットは、体の他の部分にも様々な悪影響をもたらします。体に負担をかけすぎないよう、ダイエットをするときは体調等、様子をみながら進めることをおすすめします。
【5つの口臭対策】
女性特有のリスクがあることが分かりました。では、これらのリスクを抱えながら、どのように対策していけばよいのでしょうか。五つの簡単な対策方法を紹介します。
1. 歯磨き
口臭の原因となるものを口の中に残しておくと、細菌が増え、口の中の衛生を保つことができません。
できれば毎食後、しっかりと歯を磨いて、口の中を衛生的に保ちましょう。隅々まで鏡で見ながら磨くことも大切です。また、歯間ブラシやデンタルフロスもおすすめです。
2.こまめな水分補給
口の中の乾燥は口臭の一番の原因です。こまめに水分補給をし、潤いを保ちましょう。
潤いを保つことで細菌の増殖を予防することにもつながります。私も普段、意識して水分補給するようにしています。
3.歯科検診
しっかりと歯磨きや口腔ケアを行っていても、セルフケアのみでは完璧な状態を保つことは難しいです。定期的にプロの歯科医に検診してもらうことも大切です。
4.食生活の見直し
食事の時に「よく噛むこと」を意識すると唾液の分泌につながります。
食事の内容が、丼物やカレーなどご飯とおかずが一緒になっているものや、軟らかいものはどうしても噛む回数が減ってしまいます。
野菜やきのこ、海藻などは噛む回数も増やすことができ、食事バランスを整えることにもつなげることができ、一石二鳥です。
食事の内容や食べ方について、今一度見直してみましょう。
5.自律神経を整える(ストレスを軽く!)
ストレスが多くかかった状態が長く続くと、自律神経が乱れてしまいます。
規則正しい生活を心がけ、リラックスできる時間を作りましょう。
これは、周りの人と協力して環境づくりができそうですね。
【まとめ】
「口臭の男女差」について、いかがでしたか?
女性の抱えるリスクは女性全員にあります。リスクを知りながら、いかに予防していくかがポイントです。
彼女や家族の口臭が気になる方は、さりげなく対策へと導くのもいいですね。
私も、あの時の女性上司に対策の一つでも伝えられれば良かった…!
まとめると
①女性は口臭のリスクが男性より多い
②ストレスや無理なダイエットも口臭の原因につながる
③歯磨きなどの口腔ケアは必須
④口の乾燥を防ぐ水分補給も大切
⑤食生活や規則正しい生活で口臭予防ができる
口臭は男女差もありますが、もちろん個人差もあります。
原因が何らかの病気という可能性もあるので、注意してください。
できることからしっかり対策をし、ストレスフリーな生活を送りましょう!
僕は、中年になって自分から発するニオイに気づかず、仕事やプライベートでの失敗を数多くしました。
当時は、ネットも今ほど充実しておらず、「ニオイで病院に行く」という発想もありませんでした。
人間は誰しもが老い、そして加齢臭は避けては通れない道なのです。
僕と同じように加齢臭が気になった人たちへ、良い情報提供をしようと特に加齢臭・口臭等のニオイに特化したサイトを立ち上げました。
ライターは看護師、薬剤師、歯科衛生士、医学部学生等医療関係者等による記事です。
全ての記事が医療法務の専門家による厳しいチェックを受けております。
僕は、中年になって自分から発するニオイに気づかず、仕事やプライベートでの失敗を数多くしました。
当時は、ネットも今ほど充実しておらず、「ニオイで病院に行く」という発想もありませんでした。
人間は誰しもが老い、そして加齢臭は避けては通れない道なのです。
僕と同じように加齢臭が気になった人たちへ、良い情報提供をしようと特に加齢臭・口臭等のニオイに特化したサイトを立ち上げました。
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